薄毛や抜け毛の改善にブラッシングが効果的なことはご存知ですか?
何気なくやっているブラッシングも正しく行えば、薄毛の改善に効果的です。逆に間違ったブラッシングは、薄毛を悪化させる恐れもあるので注意してください。
この記事を読むことで、ブラッシングの薄毛に対する効果と正しいやり方が理解できます。 薄毛でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
ブラッシングで得られる薄毛ケアの効果
ブラッシングで薄毛の改善が期待できる理由についてご説明します。
頭皮の血行促進
ブラシで頭皮を適度に刺激することで血行が促進されます。
髪の発育には、血液から運ばれる栄養素や成長ホルモンが必要です。そのため、ブラッシングで血液が頭皮に行き渡ることで発毛を促す効果が期待できます。
また、十分な栄養を得た髪は、コシやハリがでるので健康的で抜けにくいと考えられます。頭皮をマッサージするように全体的にブラッシングをしましょう。
頭皮と髪の汚れを落とし頭皮環境を整える
ブラッシングによって頭皮や髪の汚れを落とし、頭皮の環境を整える効果が期待できます。
目に見えないほどの小さな汚れやフケは毛穴をつまらせ発毛を阻害してしまいます。ブラッシングで汚れを落とし、頭皮環境を整えることが大切です。
また、育毛剤や育毛シャンプーなどを使用される方は、ケアの前にブラッシングをしましょう。頭皮の汚れが落ちるため、有効成分が頭皮全体に届きやすくなり、効果を最大限に発揮します。
ブラッシングの効果的なやり方をご紹介
薄毛・抜け毛予防のためのブラッシングの正しい方法についてご説明します。注意点についても述べていますので参考にしてみてください。
清潔なブラシを使用する
まず大前提として、清潔なブラシを使用することが大切です。
使用後のブラシには、フケや皮脂、汚れが付着しています。そのまま放置していると菌が繁殖して再度使用した際に菌が頭皮に付着することが考えられます。
不潔なブラシの使用は頭皮環境を悪化させ、薄毛や抜け毛を進行させる可能性もあるためブラシを清潔にしましょう。使用後は洗浄して乾燥させておくことが大切です。
頭皮の血行をよくするブラシを使う
今使っているブラシはドライヤーの時などに使うスタイリング用のブラシですか?それとも頭皮マッサージ用のブラシですか?
ドラッグストアや通販などでは、ヘアブラシと一言で言っても天然毛や人工毛、樹脂や木製など、素材や形、いろいろあります。それぞれに目的が違うので、頭皮環境を整えるために効果的なブラシを選びましょう。毛先がとがっていて、地肌を傷つけやすいものはおすすめしません。
使い方のコツは、頭頂から下に向かうだけでなく、耳上から頭頂に向かって、後頭部から頭頂に向かってなど、「下から上に」。またこめかみから後ろに向かったり、血行を意識しながらいろいろな角度で使ってみることです。そうすることで、頭皮の血流がよくなり、頭もスッキリします。
スカルプブラシ
ナイロン製のものが多く、毛先に丸いピンのようなものがついています。頭皮を傷つけずに古い角質や皮脂を取ってくれるので、地肌が綺麗になり血行も促進します。
パドルブラシ
クッション性があるので、頭皮に優しくマッサージができます。大きなサイズのものが多く、短時間で頭皮全体をブラッシングできるので、忙しい方にはおすすめです。
優しく適度にブラッシングを行う
力が強すぎると髪や頭皮を傷つけてしまい逆効果となります。ブラッシングの基本は、優しく髪や頭皮を労るように行うことです。
また、過度なブラッシングは薄毛や抜け毛を進行させる恐れもあるため注意が必要です。ブラッシングの強度と同様に回数が多いと頭皮や髪を傷つけ、炎症を起こし頭皮環境を悪化させます。
起床時、就寝前に加えて入浴前も効果的なタイミングです。1日3回を目処にブラッシングを行いましょう。
正しいブラッシングは抜け毛を減らす!
ブラッシングをすると毛が抜けるので…とそれを気にしてブラッシングをしなくなる方も多いのですが、ブラッシングをしてもしなくても、抜け落ちる毛は自然に抜けていきます。
頭皮の血行や環境が悪くなると抜け毛も加速してしまうので、頭皮をマッサージして環境を整える目的で、ブラッシングを毎日の日課に取り入れてみましょう。